・・・・・・・・・・・・・・・・
comic
・・・・・・・・・・・・・・・・
■岡崎京子
■ジョージ朝倉
■楳図かずお
■松本大洋
■和田ラヂヲ
■伊藤潤二 双一くんシリーズ
・・・・・・・・・・・・・・・・
【岡崎京子】

岡崎京子の漫画、けっこう読み漁ってるんですけども、やっぱ「リバーズエッジ」のリアル感は格別なのではないかと思います。最近単行本になった「ヘルタースケルター」もまたすごいですけど。ヒリヒリします。と考えてみると、どちらかというと後期が好きっていうことになるんでしょうけど、初期だか中期だかどっちかわからんですが、「東京ガールズブラボー」のパワフルさも好きです。この人、80年代を愛してたんだろうなあて思います。
なんつーか、岡崎京子の漫画(特に後期)て、グランジの匂いがします。
いつか復活してくれるといいなあ。

・・・・・・・・・・・・・・・・
【ジョージ朝倉】

最近の少女漫画(レディ誌もアリですが)家なら、個人的にはイチオシです。
「ハートを打ちのめせ」なんて傑作すぎてハートや子宮がキュンキュンですよ。中学生て設定にしちゃいささか物分りが良すぎですけど、この体当たりな生々しさはよいかんじです。
「恋文日和」のほんのり切ないかんじも好きだったんですが、「ハートを打ちのめせ」にはかないませんて。文字通り、打ちのめされました。
「ハッピーエンド」もステキですけど、やっぱこの人のは恋愛モノが好きですわ。こんなに粋のいいリアルにキュンとくる恋愛モノ描ける作家さんを他に知りませんもので。

・・・・・・・・・・・・・・・・
【楳図かずお】

母がオカルト漫画好きで、小さな頃から「お母さんは蛇女だった!」などという驚愕のオカルト漫画を見て育ちました木村(仮)です。ついでに狐憑きです。コン!
いやしかし成長してから読んでみると、これがまたものすごいんですね。改めて楳図先生の偉大さを知りました。
ひとまず「わたしは真悟」「14歳」あたりは、時折噴出しながらも夢中になってしまいました。あまりにも強引かつ不条理な展開・阿鼻叫喚なまでの驚愕の表情・バッタバッタとなぎ倒され命を落としてゆく人間たち。どれをとっても驚愕なんです。おそるべし。そのくせ、夢中で読めてしまうんですからすばらしい。

333のてっぺんからとびうつれ!

僕たちの宇宙は虫だった!

いやあ、名言ですね。そして名作です。

・・・・・・・・・・・・・・・・
【松本大洋】

絵柄がもうすごく好きなんです。あまりに細かい書き込みに、愛を感じますわ。
キャラクターはもちろんですけど、街並とかもむやみに狛犬とかが出てきたりして、過去なんだか未来なんだか、日本なんだかアジアなんだか。大洋ワールドに住みたいです。
最近の大洋の作品はなんだか漫画の域を超えちゃった感があって、正直、ストーリーを追うのに苦労してしまうんですが、どうですか。わたしだけでしょうか。
鉄コンも大好きですけど、やっぱピンポンあついよね。映画化とかされちゃったけど、やっぱ言うまでもなく断然漫画だよね。

・・・・・・・・・・・・・・・・
【和田ラヂヲ】

ラヂヲ最高。あのヤル気のない線画に、めっちゃ平面なくせしてありありと想像できる気持ちの悪い動き。はっきり言って、天才だと思います。
とりあえず、「ここにいます」シリーズは一通り持っています。ロッキンラヂヲは会社に置きっぱなしだわ。絶版だってさ。持って帰ってこようかしらん。
「ここにいます」については、今の家に収まりきらないので実家に置いてありますけど久々に読みたいです。中毒発作出ています。不条理が足りません。
白熊兄弟好き好き。ミリーも大好き〜★ウーイェス!

・・・・・・・・・・・・・・・・
【伊藤潤二 双一くんシリーズ】

オカルト漫画家で有名な伊藤潤二さんですが、この双一くんシリーズはまた異彩を放っている気がします。
オカルト少年双一くんが、主に嫉妬や逆恨みなどにより、周囲の人間を恐怖(や笑い)のどん底に貶める!
「双一の呪いの日記」「双一くんの楽しい日記」の二冊出してますけど、文庫だと二つがいっぺんに読めますよ。ファッションモデルの淵にはいろいろな意味で恐怖を感じますから。これまた会社に置きっぱだあ。読みてえー。

ホラーな目に合わせてやるッ!!!

これ読むと、絶対この人他の漫画もちょっとニヤニヤしながら書いてんだろうなあとか思ってしまいますよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・
⇔TOPへ戻る

(C)2004-2005 kimuracurry All Rights Reserverd.